Metro UIってかっこいいですよね。かっこいいですよね!
ほんとMetro UIって惚れ惚れします。
事実、私がゼミや学会での発表のために最近作ったスライドは、少なからずMetro UIの影響を受けています。
この度スライド作ってと言われたので、バリバリにMetro UIなPowerpointのスライドを作ってみました。
※お見せしたいのは山々ですが、対外的にお見せできる内容ではないので画像はなしです。
テンプレートの用意
まずテンプレートファイルをダウンロードしてきます。もっといいのを見つけたり死ぬ気で自作したりされた方がいたら教えてください、差し替えます。
http://office.microsoft.com/en-ca/templates/metro-TC102467440.aspx
なんとマイクロソフトのテンプレート一覧からダウンロードできてしまうんですねこれが。ちなみにこれ以外にもかなりセンスのいいスライドテンプレートがあるので、今回以降も贔屓にしてみてはどうでしょうか。
アイコンを探す
Metro UIといえば、カラフルなタイルに貼り付けられたスタイリッシュなアイコン。Windows 8のスタートページやWindows Phoneの画面を思い浮かべていただければいいでしょう。そんなアイコンをWebで探すならThe Noun Projectがお勧めです。ここにはMetro UIに使えそうなシンプルでスタイリッシュなアイコンが大量にSVGでアップロードされています。ダウンロードしてきたときは黒い線で描かれているので、PhotoshopやGIMPか何かで明暗反転させてからPNGなりGIFなりで保存してスライドに貼り付けていきましょう。
もしくは、こちらのアプリMetro Studio 2を使ってみてはどうでしょうか。導入までに多少手間がかかりますが、より統一感のあるアイコンセットを作ることができるでしょう。
内容を作る
次にテンプレートを元にどんどん書いていきます。その前に、和文フォントの設定をメイリオにしておきましょう。上のテンプレートのテーマフォントに設定されているSegoeには日本語の字型がないので、そのまま日本語を書き入れようものなら途端にダサくなります。早いうちにやってしまいましょう。
箇条書きよりも図表を用いるようにすること、文言はなるべく簡潔に書くことがポイントです。
図表も矢印をなるべく少なくするとそれっぽくなります。→よりも▷が使えるのであれば積極的に使いましょう。
オブジェクトを並べるコツ
- とりあえずそれっぽく置く
- 幅と高さを揃える
- 幅と高さを揃えたいオブジェクトを複数選択
- 「描画ツール」のリボンにある「幅」と「高さ」に数字を直打ち
- 並びを揃える
- 並びを揃えたいオブジェクトを複数選択
- 「描画ツール」のリボンにある「配置」→「上下中央揃え」→「左右に整列」
なおPowerpoint 2010はオブジェクトを拡大縮小、または移動させるときに、近くのオブジェクトの辺や軸にデフォルトでスナップしてくれる仕様になり、大雑把に揃えるのが少し楽になりました。
微調整するときの小技
- Ctrl+方向キーで微妙な移動ができる
- Ctrlを押しながらドラッグしてオブジェクトのサイズを調整すると重心を基準に拡大縮小する
- Shiftを押しながらドラッグしてオブジェクトのサイズを調整すると縦横比を保ったまま拡大縮小する
- Altを押しながらドラッグしてオブジェクトのサイズを調整するとサイズを微調整できる
- Ctrl+Dでオブジェクトを複製できる。
- そのあと複製されたオブジェクトの位置を調整してからCtrl+Dを押すと、マスターとさっき調整したオブジェクトの間隔で複製される
一応Metro UIでない方のスライドも作った上で研究室のサーバーにアップロードしました。リジェクトされてほしくないです。
2012年7月21日追記ー
なんか採用されてました。
一昨日先生から送られてきたメールの最初のほうで
<先生の名前>です.
サーバーにアップロードされている発表スライド の Metroっぽいほう.pptx,
普通のほう.pptx を見ました.
Metroのほうがいいと思います(打ち出すのだと,黒背景は避けたいのですが).
みたいなことが書かれていて、気づいたときに
まさかのMetro採用きた!
— ゆうなんとか@みかんクッキーさん (@yuu_hara) 7月 19, 2012
軽くv( ̄Д ̄)vとなったのでした。