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ゆうなんとかさんの雑記帳的な。

Twitterで踊ったり音ゲーしたりしてるあの名前がよくわからない人が書いてるらしいよ。

丸刈りというか「髪を切る」ということについて思うところ

昨日ふとTwitterを見ると「丸刈り祭」になっていたので、ことの起こりは何なのか、それで私がどう思っているのか、ちょっと書いてみようと思います。

丸刈り事件のタイムライン

今の段階からさかのぼってみましょう。

ネットで大祭り
午後7時ごろ((この記事は19
01投稿)):スポーツ紙のWebサイトなどが一斉に報じる

AKB48の峯岸みなみ(20)が31日、この日発売された「週刊文春」に掲載された男性スキャンダルについて、丸刈り10+ 件姿で謝罪した。動画サイト「YouTube」に、謝罪動画が投稿された。また、研究生に降格する処分を受けたことも分かった。

午後7時ごろ
AKB48公式チャンネルで謝罪動画が投稿される


AKB48 峯岸みなみからのメッセージ / AKB48[公式]

1月31日発売の週刊文春*1
男性芸の人宅で1泊したことが報じられる

AKBのバラエティ担当、峯岸みなみ(20)が1月17日、世田谷区内のダンサー宅で一泊。その一部始終を週刊文春が激写した。

たかが髪の毛くらい、なのか

たかが髪の毛くらいとか

ありえないね

人により程度はありますが、「断髪を強いる」という行為は、まちがいなく精神的苦痛を与えます。
身の上話ですが、、高校のとき髪を短くすることを強いられていた時期がありました。そのときは、ほぼ毎日のように体がだるくて、よく保健室のお世話になっていました。貴重な高校時代のおおかたは、鉛のようにだるい体、昼間の眠け、不整脈、胸痛、脱毛症、微熱などなど*2と一緒に過ごしました。
また、ここでも再三言っている通り、去年の今頃、私がどうなっていたかをご存知の方は二度まで言わずともお分かりですね。

髪を切ることと罪

世界的に見ても、懲罰、贖罪の意思表示など、「罰」とは切っても切れない関係にあるようです。咎人であることを表すアイテムのひとつというわけですね。
そうでない理由で髪を切り、頭を丸める者たちの代表としてお坊さんが挙げられます。彼らは釈迦に倣って頭を丸め、解脱への道を歩き出すわけですが、その釈迦が生きた古代インドでも、坊主頭は最大の辱めであり、重い罪を犯した咎人の姿でした。釈迦がなぜ頭を丸めたのか、その真意は見つけられませんでしたが、あえてそのような姿をとることにより、俗世の人ではないということを身をもって示したのでしょうね。
軍事にかかわる人もスキンヘッドにしている方がいますが、彼らはどちらかというと実利的な理由でそうしているようです。髪をつかまれると、急所が集中している頭の行動が著しく制限されるとか、頭にできた傷に泥で汚れた髪が入って化膿して…とかの対策です。とはいえ、彼らもいつぞやその手を血に染める可能性があるわけですから、ある意味罪から逃れられていないともいえます(言い過ぎかもしれませんが…)。

刑罰としての断髪

インドでも髪を切る罰があるといいましたが、昔の中国でも刑罰としてあおり、髠刑(こんけい)と呼ばれていました。ただし、こちらは髪を切るだけでなく、首に枷をつけられたうえ、最長5年の強制労働が加わります。この髠刑、刑罰としてはインドと同様かなり重い部類のもので、これより重いものは宮刑*3か死刑くらいしかありません。
古代だけでなく、近現代においても髪を切ることは刑罰として機能しています。これはどちらかというと見せしめのための私刑だったそうですが、第2次世界大戦においてドイツから解放されたフランスでは、ドイツ兵と関係を持った売春婦は断髪の上市中引き回しとなったようです。
このように、昔は法制化された刑罰としての断髪もありましたし、現在も、はさみ1丁で相手にかなりの精神的ダメージを与えられるため、私刑として用いられる事例があります。

今回頭を丸めたことについてどう思っているか

少なくとも私はいいことだとは思っていません。私の経験と、過去の刑罰を見るに、髪を切るという行為にはかなりの懲罰的効果があると思っています。少なくとも、今回死者はおろかけが人すらひとりもいないようなので、はっきり言って「やりすぎ」だと思いますよ。
また、先ほどから述べている通り、「髪を切る」という罰は、ちょっとしたゲーム感覚でやるには恐ろしいほど不釣合いです。今後こういう事件が起きるたびにメンバーが頭を丸めていたら、某7つの玉を集める漫画よろしく罪に対する罰のエスカレーションが起きて、それこそちょっと肩がぶつかったくらいでさえ頭を丸める羽目になるんじゃないでしょうか(さすがにそこまではいかないでしょうが…)。

*1:Webサイトには1月30日掲載

*2:解放されたら嘘のように治りました

*3:去勢する刑罰。刑罰ゆえに事後処理も適当だったので、近代に入るまでは死ぬ者が絶えなかったらしい