ゆうなんとかさんの雑記帳的な。

Twitterで踊ったり音ゲーしたりしてるあの名前がよくわからない人が書いてるらしいよ。

ワードバスケットの戦術について

ちょっと私の回りではやってるので。

ワードバスケットのルールについて

ざっくり説明するとしりとり×カードゲーム×スピードといったところです。
プレイ動画はこちら。

ワードバスケット大会決勝1 - YouTube
ルールはこちらでご確認ください。
[http://jaga-tokyo.com/wordbasket/pdf/wordbasket_rule.pdf:title=わずかA4で2ページのルールブックがこちら。PDF注意。

出せるカードを増やそう

単語の文字数を水増しする

ワードバスケットでは、拗音や長音も1文字としてカウントします。これを活かして「3文字以上」「ワイルドカードの文字数」を手っ取り早く満たしていきます。とくに場にい段のカードがあるときは積極的に使って行きましょう。

場:「き」

  • 拗音で増やす例。きよう(今日)、きようし(教師)、きようしよ(教書)…
  • 長音で増やす例。きいる(キール)、ぎいく(ギーク)、きらあそふと(キラーソフト)

とくに最初の例はかなり強くて、「OoOOoO」というふうにうまくつなげると3〜6文字の名詞を量産できるため、数字のワイルドカードをさばくのに有効です。余談ですがこの例はもじぴったんでもハイスコアを叩きだすのに使えます。というか序盤でチュートリアルステージが出るくらいの基本戦術です。

用言を名詞化

ワードバスケットで使える単語は名詞だけですが、動詞や形容詞などの用言を無理やり使う方法があります。英語が"-tion"や"-ist"などの接尾辞をつけることで動詞や形容詞が名詞化するように、日本語も「語幹+接尾辞」で用言を名詞化することができます。これをうまく使うとキラーカードに繋げやすくなります。たとえばこんなかんじに。

  • 形容詞の名詞化※一部の形容動詞、「-な型」の連体詞も同じように名詞化できます
    • やさしい(優しい)→やさし-さ
    • つよい(強い)→つよ-さ
  • 動詞の名詞化
    • つよめる(強める)→つよめ※下一段活用動詞
    • つらなる(連なる)→つらな-り※五段活用動詞
    • もちいる(用いる)→もちい-かた※上一段活用動詞

この場合、形容詞は「さ」下一段活用の動詞は「め」のようなえ段、五段活用の動詞の場合は「り」のようない段のカードがキラーカードになります。この方法は上一段動詞には使えないのですが、ほとんどの動詞は連用形に「〜かた」で名詞化できます。これは上一段活用の動詞にも使えるので、手元に「た」がきたら切り札にしておきましょう。

2文字、3文字の熟語の活用

四字熟語になってくると厳しいジャッジが飛んでくることが多くなりますが、2文字から3文字の熟語であれば大体すんなり通ります。これを使わない手はありません。こちらも「非」「不」などの接頭辞や「化」「的」「派」「性」といった接尾辞をくっつけて文字数を水増しすることができます。

ワードバスケットに強くなる語彙の増やし方

あまり難しい単語を頭に詰め込んだからといって強くなるわけではありません。難しい単語を言っても逐一ジャッジが飛んできてテンポが悪くなるだけです。なるべく難しくない、な行やま行がで始まる名詞を増やしておくとよさそうです。ここを手厚くしておくと、後述するように場を引っ掻き回しつつうまく立ちまわることができます。逆に、序盤は3文字〜4文字の名詞を中心に使って手っ取り早く手札を減らしていく必要があるため、ここの語彙が少ないとかなり不利になります。冒頭でも言った通り「しりとり」なので、終盤うまく2〜3コンボが組めるような語彙は必要でしょう。

意図的なリセットでコンボ破壊も

今までは語彙に注目してきましたが、誰かがいい感じにコンボを重ねているときに、あえてリセットしてコンボを破壊するという作戦もあります。余程のことがない限りプレイヤー全員が一番上のカードを確認する時間が生じますので、この隙に体勢を立て直すこともできなくはありません。1枚手札が増えるリスクがありますが、引きが良いと一発逆転のチャンスともなります。

最後の1枚は考えて出すか、あたりが出るまで引き直すか

他のプレイヤーの手札が多く、出すのに手間取っているのであれば後者をおすすめします。そうでない場合、とくにい段のカードやか行のカードを持っている場合考えて出すようにしたほうが得策です。これらのカードは繋げやすいため、手札をリセットしている間に先に上がられてしまう可能性が高いからです。