Unix哲学というのを知った
Unix哲学とは
Unixを作ってきた先人の考えをまとめたものです。有名なのはUnixのパイプシステムを考案したマルキロイ氏のものです。
This is the Unix philosophy:
McIlroy: A Quarter Century of Unix
Write programs that do one thing and do it well.
Write programs to work together.
Write programs to handle text streams, because that is a universal interface.
これがUNIXの哲学である。
— M. D. マキルロイ、UNIXの四半世紀
一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け。
協調して動くプログラムを書け。
標準入出力(テキスト・ストリーム)を扱うプログラムを書け。標準入出力は普遍的インターフェースなのだ。
ほかにもいろいろありますが、ここでは割愛します。
とくにこの哲学は端的に「一つのことを、うまくやれ」とひとことに表わされます。何でもできるものは器用貧乏でメンテナンスも大変だから、機能は少なくてもとがった性能のあるものを、用途に合わせて使い分けましょう、ということですね。
とは言ってみたものの、ここは日本人的には苦手なところかもしれません。箸や風呂敷といった、ひとつで何役もこなすような道具を使ってきた民族ですからね。今でも2WAYワンピース*1とか、高機能な携帯電話*2とかを求めるのはきっとそういう文化の顕れなのでしょう。
↑機能をつめこみすぎて、かえって使いづらいナイフの例
あなたがほしいのはこういうナイフ1本ですか?それとも普通のナイフ10本ですか?要はそういうことです。
おまけ
盤がないのが悔やまれる http://t.co/KtnC3HN6BO
— ゆうなんとか@冬は寒い (@yuu_hara) 2014, 1月 6
会場になったオフィスにどうぶつしょうぎがありました。盤はありませんがお昼休みにでも誰か指しませんか??????