山手線の1日の乗客ってどれくらいなんだろう(5分でざっくり計算)
ちょっと気になったので、山手線の1日の乗客をざっくり計算してみます。
今回、「山手線の乗客」とは、山手線に「乗りこむ人」について計算してみます。京浜東北線や埼京線など、並行して走るものは考えません。あくまで緑の電車のみです。
まずはどう計算しようか
1日の乗客は、電車1編成、1駅当たりの乗降人数×1日の電車の運行本数×駅の数で求められると思います。
時間であたりのあれこれを決める
電車1編成の乗降者集は1ドアあたりに乗り込もうとする人の数×ドアの数×車両の数で求められます。
電車は6時から24時までの18時間運行していると仮定します。
山手線は4ドア10両編成なので、1ドアあたりに乗ろうとする人の数を40倍すればいいですね。乗ろうとする人の数はざっくりこういう感じで見積もります。
時間帯 | 1ドアあたりに乗ろうとする人の数 |
6-9 | 10 |
10-15 | 5 |
16-21 | 7 |
22-24 | 5 |
いくら人多すぎといっても、さすがに始発駅のない山手線、乗客は多いですが多いがゆえにたぶんそんなに一度には乗れないと思います。多いといっても10人くらいが限界かなと。
また、電車の運行本数は平均して5分に1くらいは全時間帯コンスタントに来るので、時間当たり12編成とします。
なお、山手線は片方が物凄く混んでいるときはもう片方が空いている傾向にあるので、おおよその時間帯を通して、降りる人が多い駅とのる人が多い駅が半々くらいになると考えられます。
山手線の駅は確か30駅くらいあったはずなので、15駅は人が乗るだけの駅、残り15駅は人が降りるだけの駅という感じに単純化します。
上下線を見比べると、かたやぎゅうぎゅう、かたやがらがらというパターンが結構あるので、上下線合わせると全時間帯で片側の1.5倍くらいになると考えられます。
では計算
1駅あたりの1日の乗客数は
6時から 9時までの間の、1駅あたりの乗客の合計=10×4×10×12×3=14400
10時から15時までの間の、1駅あたりの乗客の合計= 5×4×10×12×5=12000
16時から21時までの間の、1駅あたりの乗客の合計= 7×4×10×12×5=16800
22時から24時までの間の、1駅あたりの乗客の合計= 5×4×10×12×2= 4800
合計:58000(人)
これが15駅分、上下線合わせると1.5倍ということで、
58,000 × 22.5 ≒ 1,305,000(人)