ゆうなんとかさんの雑記帳的な。

Twitterで踊ったり音ゲーしたりしてるあの名前がよくわからない人が書いてるらしいよ。

ビルド後に何か実行するというのをやってみた

たとえばビルドしたあとにどこかにできたもを移動したいといったことはあると思います。
実はVisualStudioにはそれができる機能があって、今はそれを使って小細工をしています。

やりかた

プロジェクトのプロパティを開いて、「ビルドイベント」のタブを開くと、「ビルド後に実行するコマンド ライン」という欄があります。ここにコマンドを入れると、ビルドしたあとそれを実行してくれます。
基本はこれだけですが、変数を使うともっと複雑なことができます。「ビルド後の編集」ボタンを押すと新しくウィンドウが出てきます。このウィンドウに「マクロ」というボタンがあるのですが、これを押すと使用できる変数と値の一覧が表示され、しかもダブルクリックするとカーソルの位置に自動で挿入してくれます。この中には「ビルドされた実行ファイル」へのパスもあるため、応用すると複雑な操作をまとめたプログラムを最後に実行させることで、ビルドしたあとに必要な作業を自動化することができます。

ビルドの優先順位について

ビルドの優先順位は、基本的に「参照される側」→「参照する側」です。順番を後回しにしたいなら、ソリューションを右クリックすると出てくるメニューの中にある「プロジェクトの依存性」を選択し、チェックを付ければOKです。既にチェックを付けられている項目にはチェックできないようになっているので、依存性が循環するということはありません。今回のような場合は、自分を除くすべてのプロジェクトにチェックをつけておけば間違いないです。