今日はPaaSが人類には早かったらしいという話を聴いてきた
ぶっちゃけ、クラウドが革命を必ず起こせるかというとそうではなくて、ただオンプレミスの環境をよっこいしょとうつしただけなら、むしろオンプレミスの方がらくだったという不幸なことにもなりかねません。これが前提です。
Microsoft Azureの画期的なところ(はたまた余計なおせっかい)は、月いちくらいで更新されるWindows Updateを自動で適用してくれる所らしいです。複数インスタンスを持っていると、手練の音楽奏者がブレスのタイミングをずらすように、再起動のタイミングが被らないようにしてくれるそうです。
これにより、Azureで動くサービスは定期的にセキュリティアップデートがなされるため、他のクラウドサービスに比べてセキュリティが高い状態を維持できる、という話でした。
そこでPasSですよ
PaaSって、大きな自由度はない変わりに、ハードウェアの問題をサービス運営に丸投げできますよね。APIの互換性を維持するようにメンテナンスが運営が続けるのであれば、セキュリティを担保するコストをかなり下げることができます。これすごいですよね。Azureの自動アップデートってこういうところが似ているような気がします。実際、最初はPaaSだったし、この辺を意識していたのかも。
しかし、現実は…
冒頭に述べた通り、人類には早かったようです。定期的かつ不意にセキュリティアップデートやバックアップのために再起動されても問題ないようなサービスを作れるほど、人類はまだ進歩していなかったとのこと。Azureの自動アップデートも、お膝元アメリカでは「いいアイデアだ」と言われているそうですが、日本では「勝手に止めんなヴォケ」って感じで、責めて「いついつ止めるからよろしく」見たいなアラートが欲しいと言われているそうです。
参加した感想
インフラエンジニアがだいたい言いたいこと「ちゃんとプログラム書いてください」耳が痛かったです。
なんちゃらNotFoundException("俺の嫁が見つかりません…
みたいなのが見えたが無反応 #jazug
— ゆうなんとか@巳年なのでパイソン (@yuu_hara) 2014, 7月 12
戦利品
おみやげです http://t.co/dSGA4izv6N
— ゆうなんとか@巳年なのでパイソン (@yuu_hara) 2014, 7月 12
Fiddlerの本をいただきました。勉強会でじゃんけん勝負に勝ったのは初めてですね。今回は参加者に比べてパイが大きかったのもあったのですが*1…
*1:4〜5人に1人くらいの大盤振る舞い