浴衣を着て音ゲーをするとどうなるのか

めんどくさい方はこれ見とけばいいと思います。

浴衣でプレーすると大変な音ゲー:DDR&ダンエボ→論外/ドラム→筐体裏から見たらサービスショット/ギター→服に変な型がつくけどまあやれる/指→袖でマーカーが隠れるのでいつもよりエスパーする必要あり/リフレク→あんまり変わらない/寺→全く変わらない/太鼓→似合いすぎる[みくったー]

— ゆうなんとか@みかんクッキーさん (@yuu_hara) 7月 22, 2012

はじめに言いますが、DDRは論外です。どうしても和服でしたいならミニ浴衣か甚平、袴*1を着てやりましょう。浴衣は下半身の動きがものすごく制限されます。膝のあたりをロープかなんかで縛ってあるような感じになるので、DPなんてもっての外です。同時踏みは基本的に片方の矢印を捨てないと、最悪浴衣の生地が裂けたり転倒したりと、いいことなんかこれっぽっちもないでしょう。着物でKIMONO♥PRINCESSとかやると多分脚がはだけ過ぎて目のやり場に困る感じになります。
ダンエボの場合、Kinectが袂を腕と誤認するようで、リップルやポーズやストリームがうまく決まらないそうです。DDRでも下半身の動きが制限されると言いましたが、横移動は特に厳しいです。これではステップもまともに踏めません。決めポーズでよくある開脚も無理です。基本の要素がまるでだめなのでまともなプレーはできません。諦めましょう。

この動画の後半みたいになります。あと、ミニ浴衣でない限り裾が長いので片脚を上げても脚が上がったことになりません。ロングスカートも同様です。Kinectとフレアなロングスカートを持っている人はトラッキング映像を見ながら脚を横に上げてみるとよくわかります。
ドラムマニアはどうでしょう。Vシリーズ以前はまあいいのですが、XGになってからフットペダルが2つになりました。着崩れるのを覚悟して所定の位置に両足を置くと、筐体裏あたりから見えてるかもしれませんね。こちらもあまりやらないほうがいいでしょう。
ギタフリはどうかというと、こちらは下半身を使わないのでまだやれそうです。派手なワイリングは変なシワを作る原因になるかもしれません。
さて、ここまでは憶測で言って来ましたが、ここからは実体験を交えてのお話です。
仕切りなおしてまずはjubeat。案の定というか、袂が画面にかぶさって邪魔です。こまめに画面から腕をどけるようにしないとマーカーを見逃してしまいそうです。ただ、マーカーが増えてくると巻き返しがしやすくなるので、スコアは多少下がるものの実力があれば、全くできなくなるというわけではありません。
次はbeatmaniaIIDX。こちらはスクラッチを操作するとき袂が邪魔かと思いきや、意外とそんなことはありませんでした。少し袖がまくれ気味になるところがはしたないのですが、袂が筐体と体の間の隙間にうまいこと落ちてくれるのでプレーに支障はありませんでした。結構大げさに回しても問題なし。BSSも意外とすんなりいけました。
最後はREFLEC BEAT。タッチパネルなので袂が干渉してこないか心配でしたが、こちらも袂が筐体と体の間にうまいこと落ちてくれたのでプレー中は問題ありませんでした。ただ、選曲中やパスワード認証のときに干渉してくることがあるので、画面の上の方を触るときは袖を少しまくってやる必要があります。

*1:馬乗り袴推奨だが行灯袴でもいけそう