今年の医療費が結構な額ので医療費控除のルールを調べていた
個人的に長かった今年もあと70日くらい。前回の記事のとおり大変でしたが、同じくしてとある理由でかかりつけが増えて医療費もかさんでしまいました。
額にして11万円ほど。11月と12月にはそれぞれ1万円ずつくらい飛んでいきそうなので、トータルすると13万円くらいになります。1年の1/3無職してた身としてはつらい。
さほど多くない額だとしても、もらえるものはもらっておきたいということで、医療費控除について調べてみました。
対象期間と控除対象について
控除の対象になる期間は、その年の1月から12月までに自己または自己と生計を一にする者*1に対して支払った医療費です。健康保険で負担してない分や、生命保険、一時金などでお金が戻ってきたり補填されたりした場合はそれらの額を引いたものが対象になります。
額は10万円または年間所得の5%のうち少ないほうのどちらかを超えた分が対象になります。
ただし、医療費だからといってすべてが対象になるわけでもないですが、純粋な医療費以外であっても対象になるものがあります。
対象になるもの
戻ってくる額
実際のところは「控除」なので支払わなくてよくなった分が戻ってきます。
住民税の場合は一律対象額の10%、所得税は収入に応じて控除額の割合が変わってきます。
課税所得 | 還付金率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
~330万円以下 | 10% |
~695万円以下 | 20% |
~900万円以下 | 23% |
~1800万円以下 | 33% |
1800万円超 | 40% |
収入が少なすぎる場合はそもそも支払わなくていい額が少ないかないので戻ってはきません。世帯での医療費がまとめて対象になるので、なるべく所得の多い人が申請したほうが、控除額が大きくなります。