「うつの人に最もやってはダメなことは何か知ってますか?」「もちろん分かります!背負投げですよね?」
お久しぶりの読書です。
今回呼んだのはこの前予告した通り「マンガで分かる心療内科1」です。
- 作者: ゆうきゆう,ソウ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/05/12
- メディア: コミック
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今回は第1巻ということもあり、精神科、心療内科とはどういうところなのか、精神疾患は意外と身近な病なんだということから始まります。原作者のゆうきゆうさんが現職の精神科医ということもあって、どのような診察をするのかとか、診療にかかるお金はどれくらいかとか、処方される抗うつ剤はどのような作用があるのかなどを丁寧に解説してくれます。そのほかにも、うつを中心に認知症、女性化願望、小児性愛、幻覚などについて触れられています。
さらに、各話にはマンガだけでは説明しきれないより深い解説もあります。こちらも合わせて読むことで、より一層心療内科について分かるようになっています。
タイトルの掛け合いはなんだよ
これは背表紙に描かれている小話の最初のセリフです。このまんが、下敷きはすごく真面目なのですが終始このテンションです。5ページに2回以上はネタが挟まっています。例えもかなりわかりやすいのですが、SSRIの説明でキャバクラを引き合いに出したり、診察の診療報酬が下がってきているという折に触れて、モルスァとしゃべるらしいあのぬいぐるみが出てきたりと、かなり吹っ飛んでます。あとがきでも「楽しく心療内科について学んでもらえたらいいな」ということが書かれていたのですが、吹っ飛びすぎです。今後が楽しみですね!
今回は復帰第1号ということちょっと短めですが、このまんがお決まりのテンプレで〆ます。
これで読みたいなって思ってくれる人いるんでしょうかね…?
いてくれたら…いいよね…なんとなく気になる人はAmazonへ!