ゆうなんとかさんの雑記帳的な。

Twitterで踊ったり音ゲーしたりしてるあの名前がよくわからない人が書いてるらしいよ。

吹奏楽で殴り合う時代

SOUL CATCHER(S) 1 (ジャンプコミックス)

SOUL CATCHER(S) 1 (ジャンプコミックス)

大阪で一気に全巻立ち読みしてしまうくらいには面白かったです。
あるようで意外となかった吹奏楽をテーマにした少年漫画です。私も大学で吹奏楽やってたので、大学時代を思い出しますね。
物語は「心が形になって見える」主人公神峰が、心をつかむ音を奏でる天才サックス奏者刻阪と出会うところから始まります。1巻は神峰に指揮者としての可能性を見た刻阪が吹奏楽部に引き込み、パートごとに部内を回り、パーカッションとトランペットのパートリーダーや部員たちに指揮者として認めてもらいうまでが描かれています。
自分が強くないと、心が見えるというのもあまりいいものではないのかも知れませんね。絶対音感も「常に音程を意識してしまってつらい」という人もいるそうですし…神峰も最初はそう思っていたようですが、刻阪と会ったのがきっかけで、自分に意味を見出したようです。青春グラフィティって歳ではそろそろなくなってきましたが、私ともいろいろ重なるところがあります。一気に引き込まれて読んでしまったのもそれがあるからなのかも。熱いマンガは敬遠気味だったのですが、これはなかなか面白かったので追っかけてみたいですね。